モノなしマルチ商法「エムフェイス」国内最大グループ幹部逮捕

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2024/11/23 00:39

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モノなしマルチ商法「エムフェイス」国内最大グループ幹部逮捕

mface / MFCclub 投資被害

mface（エムフェイス）の投資系マルチ商法を日本国内で行う主な統括グループ。
その最大組織のひとつである Million Club（ミリオンクラブジャパン）の代表者福岡忠久容疑者（63）ら男女３人が特定商取引法違反（不備書面の交付、事実の不告知等）の容疑で兵庫県警に逮捕された。
その他に逮捕されたのは、同グループ幹部の古沢顕一（42）、安井正子（56）の両容疑者。

不正勧誘疑いマルチ商法か　161億円集金　3人逮捕

マレーシアのSNS（交流サイト）事業「エムフェイス」への出資勧誘で説明が不十分だったとして、兵庫県警生活経済課は6日までに、東京都港区港南4、会社役員、福岡忠久容疑者（63）ら男女3人を特定商取引法違反の疑いで逮捕した。2013年以降、全国の少なくとも約3万2千人から計約161億円を集めており、同課はマルチ商法とみて実態解明を進める。

同課によると、福岡容疑者らは「ミリオンクラブジャパン」のグループ名でセミナーを開催。SNSに広告を出す権利を購入する名目で1口1万3千円～450万円の出資を募った。別の会員を紹介するほど配当が多くなる仕組みで「もうからなかったら全額返金する」とうたっていた。

17年11月、兵庫県の女性（73）から県警に「解約を申し出たのに『できない』と言われた」と相談があって捜査を開始。16年以降、このグループとの契約を解除できないという相談が関係機関に100件以上寄せられたという。

逮捕容疑は16年10～11月、同県宝塚市の女性（49）ら男女5人に出資を持ち掛けた際、契約を解除できることを告げず、グループの電話番号などがない不備のある書面を渡した疑い。3人は容疑を否認している。

エムフェイスへの投資話を巡っては、警視庁が今年3月、同じような手口で出資を募っていた4人を特定商取引法違反容疑で逮捕している。

（2019年9月6日日経新聞共同記事より）

ＳＮＳ広告権めぐり３人逮捕＝不正に契約させた疑い－兵庫県警

「ｍｆａｃｅ（エムフェイス）」と呼ばれるインターネット交流サイト（ＳＮＳ）での広告権について、購入の契約時に解約に関する説明をしなかったとして、兵庫県警生活経済課などは５日、特定商取引法違反（事実不告知など）容疑で、会社社長福岡忠久容疑者（６３）＝東京都港区港南＝ら男女３人を逮捕した。いずれも容疑を否認している。

逮捕容疑は２０１６年１０～１１月ごろ、兵庫県宝塚市の女性（４９）ら男女５人に対し、契約時に、クーリングオフが可能なのに伝えなかったり、住所や電話番号の記載がない概要書面を渡したりした疑い。

エムフェイスはマレーシアの会社が運営するサイト。同課によると、福岡容疑者らはセミナーや個人宅で「もうからなかったら全額返金する」などと言って、出資を勧誘。全国の延べ約３万２０００人から計約１６１億円を集めていたという。